
「吉本隆明の183講演」は、1960年代から2008年の「芸術言語論」に至るまでの思想家の吉本隆明さんの講演をできるかぎり集めてデジタルアーカイブ化したものです。吉本隆明さんの講演は、書籍化されたものも多く、その数から見ても、仕事の大きな部分を占めていました。ひとつの講演に論文を書くような労力をかけることもあったといわれ、「名講演」と呼ばれるものもあります。最初はとっつきにくいかもしれませんが、書籍では味わえない吉本さんの生の声を少しでも聞いていってください。音声を文字に起こした講演もありますので、はじめのうちは、文字を追いながら講演を聞くのもおすすめです。吉本隆明さんの講演音声とテキストの公開にあたり、「父がいちばん、多くの人に、たいらに聞いてほしいと思っていただろうから」と、無料化を希望された著作権継承者であるハルノ宵子さん、『吉本隆明の声と言葉。』『吉本隆明 五十度の講演』をお買い上げいただき、公開のための準備資金を投じてくださったみなさま、投げ銭をしてくださったみなさまに御礼申し上げます。